18 novembre 2014

mercatique?

フランス語では外国語の流入を拒否しようと、アカデミー・フランセーズの面々や大学者たちによって外国語の単語をフランス語化する努力が払われてきました(ただし昨今の英語の濫入には対処していないようです)。
mercatiqueはかつて(70年代)にマーケティングの代用語として造られたのですが、
マーケターの間でも一般にも全く受け入れられなかった言葉です。
現在は一部のビジネススクールの学科名として生き延びているようで 、日用消費財の販売管理を指すのだそうです("La mercatique est une discipline scolaire de gestion des ventes des produits de grande consommation enseignée en France [...]", Wikipédia)。


16 novembre 2014

cougar(f)

一昨年あたりに"辞書入り"した単語です。
語源は英語。ピューマの地方語なのだそうですが(Wikipedia)、英語、フランス語ともに自分よりかなり年の若い男が好きな女性を指します。
しかもcougarと評される女性が年甲斐もなくイケイケな格好をしたオバサン(失礼!)であることが多く、好色という語感があります。
それまではnympho(mane)としか言えなかった空隙を埋める言葉なのでしょう、辞書入りしたことからもわかるように、かなり浸透した言葉です。

3 novembre 2014

vapoter

フランスではカフェ、レストラン等、公共の場の屋内での喫煙が2007年に禁止されましたが、以来スモーカーは雨にも負けず風にも負けず、屋外での喫煙を余儀なくされていました。
これを受け、屋内でも吸え、タバコよりも健康被害が少ないとして注目されたのが電子タバコ(cigarette électronique)。雨降りの後のキノコのような勢いで電子タバコ専門店が次々とオープンしました。
電子タバコは喫煙(fumer)、すなわち煙=fuméeの吸引するのではなく蒸気を吸うことから、vapeurを思わせるvapoterという動詞が誕生。すでに辞書入りしています。対応する名詞はvapotage(m)です。

結局電子タバコにも受動喫煙(?)の被害があることから屋内でも禁止になりましたが、かなり根づいています。ただし、歩きタバコで電子タバコを吸っている人はやや珍しいかも。

また、電子タバコはe-cigaretteとも言います。

24 septembre 2014

âge par âge

今日は歳の表現をまとめてみました。

10代:adolescent(s)
30代:trentenaire
40代:quadragénaire
50代:quinquagénaire
60代:sexagénaire
70代:septuagénaire
80代:octogénaire

70はsoixante-dix、80はquatre-vingtと変な(失礼!)数え方をするフランスのフランス語も、歳の表現となるとsept-、octo-というラテン語の語源を守っていますね。
~代と言うと30代なら31から39才までですが、10代はちょっと特殊。adolescentといわれるのは大体英語のティーンエイジャーに重なる、13くらいから。その前はpré-adoと言います。
ところで20代は?
20と言うとvintaineという表現が思い浮かびますが、dezaineが10前後を指すのと同様に、 これは20前後を指す言葉。vintenaireという単語は年齢を表すのに用いるのは稀で、辞書的には誤用です。では、どう言えばいいのでしょう?
20代は若者なのでles jeunesで乗り切りましょう!

18 juillet 2014

booker

英語の動詞 "book" に第一規則動詞の語尾 "-er" をつけてフランス語化した単語です。
意味は英語と同じで、ホテル、レストラン、航空チケットなどを「予約する」です。

会話で聞く言葉なのですが、書くとどうなるのでしょうか?
je booke, tu bookes, il booke, 過去形は j'ai booké?
ウィクショナリーのフランス語版Wiktionnaireには活用表がありました。
どうやら合っているようです。
http://fr.wiktionary.org/wiki/Annexe:Conjugaison_en_fran%C3%A7ais/booker

28 juin 2014

résa.

予約=réservationの略語です。

niveau de langueはもちろん口語。
" Tu peux faire la résa ?" 「予約しといてくれる?」というような雰囲気です。

7 juin 2014

全仏オープンに見る仏語中心主義?

いつもはメモですが、今日はほんの少し長めです。

現在開催中のテニス全仏オープンですが、この大会がフランスで開かれる他の大会と異なる点は、スコアのカウントや審判のアナウンスがフランス語オンリーであることです。
他の大会(マルセイユ、リヨンオープン等々)は、審判はフランス語と英語でスコアのアナウンスを行いますが、これは他の国の大会も同じ。つねに現地語と国際共通語である英語両方でスコアが数えられえます。

なのに全仏オープンはフランス語一点張り。
「席について下さい(prenez votre place s'il vous plaît)」とか観客を静めるときも"s'il vous plaît, les joueurs(joueuses) sont prêt(e)s"と、多くは英語なまりの(délicieuxな)アナウンスが流れるのです。
不思議に思って調べてみましたが、納得のいく説明は見つかりませんでした。ATP管轄外の大会であることから英語の使用を強要できないのだとか、フランス人は傲慢だから世界中の人間にフランス語を押しつけたいのだという(英語圏の人の)悪口は見かけましたが・・・・・・。
もともと仏テニス連盟に登録したフランスおよび外国のアマチュア選手の国際大会として始まった(Wikipedia)ので、その伝統を引き継いでいるのかもしれません。

考えてみれば他のグランドスラムの大会は英語ですが、これだって現地語オンリーな訳です。一つくらい英語以外の言語を使う大会があってもいい気がします。

最後にフラ語メモらしくメモを。
15-0: quinze zéro
15-15: quinze A (30-30: trente A) ”A”はアーと読む。
30-15: trente-quinze
40-15: quarante-quinze
40-40: égalité
adv: avantage X (選手名)

ゲームはjeu、セットはmancheで、例えばナダルが3-0でリードをしているときは
Nadal mène trois jeux à zéro. となります。